一覧へ戻る 調査日時: 2026-05-28 01:43

PwCコンサルティング合同会社

想定ポジション ITコンサル
公式サイト https://www.pwc.com/jp/
希望待遇 適合スコア
9 / 10 (◯×2 + △×1)
90%
4
1
0
0
結論(総合所感)
Big4の一角・売上1,000億円規模の大手ITコンサルで、希望待遇との適合は総じて良好。東京(大手町)勤務が可能でジョブローテーション制度はあるが配置転換であり遠隔地転勤前提ではない、完全週休二日(土日祝)、産育休は男女とも子が2歳まで+くるみん/えるぼし認定と実績豊富、リモートはハイブリッドが標準(月数回出社の口コミ多数)と、希望条件はほぼ満たす。副業のみ公式の明確な「OK」記載が確認できず、口コミ上は副業者が存在するレベルで△。最大の懸念は「副業可否の公式明文化が未確認」であることと、実態としては実力主義・繁忙期は長時間労働(OpenWork残業月42時間台・有給消化62%)で激務になりうる点。

希望待遇との適合(項目別)

希望条件 判定 根拠・補足
都内勤務(転勤無し) 勤務地は東京・大阪・名古屋・福岡から選択可で東京(大手町Otemachi Oneタワー)勤務が可能。キャリアパスに「ジョブローテーション(社内ローテーション)」「グローバルモビリティ(海外派遣・選抜制)」があるが、いずれも配置転換/選抜制で居住地を強制移転させる転勤前提ではない。「転勤なし」の明記は確認できず(公式採用 募集要項, 2026-05-28取得)
完全週休二日 休日「土、日曜、祝祭日、年末年始(12/29~1/3)、統合記念日」。完全週休二日+祝日休みで年間休日多め。口コミでも「土日祝は基本的に働くことはない」(公式採用 募集要項 / sincereed記事, 2026-05-28取得)
育休、産休あり 出産特別休暇(有給)・育児特別休暇(父母とも連続15営業日まで有給)・育児休業(父母とも子が2歳まで休職可)・ベビーシッター費用補助。くるみん認定(子育てサポート)+えるぼし認定(女性活躍)取得済で実績も伴う(sincereed記事, 2026-05-28取得)
副業OK 公式採用ページでは副業可否の明記を確認できず。OpenWork系記事/口コミに「副業で全く別の仕事をしながらコンサルをしている方もいる」との記述があり実態として副業者は存在するが、申請制・条件の有無は未確認。厳しめに△(sincereed記事の口コミ, 2026-05-28取得)
リモート可(週2 オフィス出社までOK) ハイブリッドワークが標準。フレックス(コアなし7:00~22:00)+リモートワークあり。口コミでは「月3回ほどのみ出社した月もある」「クライアントが対面希望なら週1出社」とあり、希望(週2出社まで)の範囲内に収まるケースが多い。介護等の事由で出社義務なしのフルリモート制度もあり(公式採用 募集要項 / sincereed記事, 2026-05-28取得)
凡例: 満たす / 条件付き / 満たさない / 未確認

0. 会社の基本情報

項目 内容 出典
社名 PwCコンサルティング合同会社(英文: PwC Consulting LLC) 公式 法人概要
所在地 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi One タワー(東京)。ほか大阪・名古屋・福岡 company.csv / 公式 法人概要
設立 2016年2月29日(PwC Japan組織再編で発足。コンサル/アドバイザリー分離・統合) WebSearchスニペット(Wikipedia等, 2026-05-28)
資本金 1億円(WebSearchスニペットより。公式ページ本文では未確認) WebSearchスニペット, 2026-05-28
従業員数 約5,000~5,130名(2024年6月時点/WebSearchスニペット)。公式採用系記事には4,500名(2023年6月)の古い数値も。PwC Japanグループ全体は約1.2万名超 WebSearchスニペット / sincereed記事, 2026-05-28
上場区分 非上場(PwCグローバルネットワークのメンバーファーム、合同会社) 公式 / 一般情報
事業所 東京(大手町)・名古屋(JRセントラルタワーズ)・大阪(グランフロント大阪)・福岡(天神/博多) 公式 法人概要
沿革(要点) 前身に旧プライスウォーターハウスクーパース、ベリングポイント(旧朝日アーサー・アンダーセン)系の流れ。2009年にPwCメンバーファーム化、2016年3月にコンサル部門+Strategy&(旧ブーズ)+PRTM日本法人を経営統合して現法人を設立 WebSearchスニペット(Wikipedia/各種解説, 2026-05-28)

注: 設立・資本金・正確な最新従業員数は公式「法人案内(PDF)」に記載があると見られるが、本調査ではPDF本文を取得できておらず、WebSearchスニペット由来のため面談・公式PDFでの再確認を推奨。

① 会社の健全性

1-1. 事業内容

総合系コンサルティングファームで、戦略策定から実行・システム導入まで一貫支援。主要サービスはストラテジー(Strategy&、X-Value & Strategy、Future Design Lab)、エンタープライズ/ビジネストランスフォーメーション、テクノロジー&デジタル(IT戦略・データ&AI・サイバー・クラウド/SAP等ERP導入)、トラスト(リスク・地政学・経済安保)など。想定ポジションのITコンサルは「テクノロジー&デジタルコンサルティング」「ITソリューションコンサルタント」が該当(公式 法人概要ページ, 2026-05-28取得)。 収益はクライアントへのコンサルティングフィーが中心で、特定顧客依存というより日本の大企業・官公庁を幅広く顧客とする。PwC Japanグループ/PwCグローバルネットワークと連携した「統合知」とハンズオン支援を強みに掲げる。直近注力領域は生成AI活用・DX・サステナビリティ(公式 代表メッセージ / 日経インタビュー, 2026-05-28取得)。

1-2. 経営者(社長)の人物像

経歴・バックグラウンド: 代表執行役CEO 安井 正樹(やすい まさき)。2024年7月1日付で就任。1996年に慶応大学商学部卒業後、トーマツコンサルティング(現デロイトトーマツコンサルティング)入社。2014年10月にプライスウォーターハウスクーパースにパートナーとして入社。製造業中心にサプライチェーンマネジメント(SCM)が専門領域で、グローバルSCM構築・在庫/物流コスト削減プロジェクトに多数従事。創業者ではなくプロフェッショナルファームの選任CEO(出典: 公式 役員紹介 / クライス&カンパニー・lineaインタビュー / 日経 / 東洋経済, 2026-05-28取得)。

人柄・価値観・経営スタイル: 「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する」というPwCグローバル共通のパーパスを軸に、事業変革と事業創造の両立、産官学金・スタートアップとのシームレス連携、テクノロジー領域の専門性獲得を掲げる。日経インタビューでは「AI活用へトップダウンの改革を」「サステナビリティ経営で中長期の利益を」「地産地消で人材活用(地方人材の活用)」と発言。前任の大竹伸明CEO(現会長)路線を継ぎ「2桁成長は死守」「王道のコンサル」を志向(出典: 日経複数記事 / 東洋経済 / Diamond, 2026-05-28取得)。

評判・レピュテーション: 安井CEO個人へのネガティブな評判・係争は本調査では確認できず(未確認)。ただし会社全体としては過去にパワハラ労働審判(後述1-5)など組織風土への批判報道がある。経営陣評価はOpenWork上「風通しの良さ4.4」等で相対的に良好(出典: OpenWork検索スニペット, 2026-05-28取得)。

経営チーム(社長以外の役員): 前CEOの大竹伸明氏が2024年7月に会長へ。CEO交代はPwC Japanグループの2法人同時トップ交代の一環で、計画的な世代交代の色合い。個別役員の経歴・創業/外部招聘バランスの詳細は本調査では深掘りできておらず未確認(出典: 公式 次期社長発表プレスリリース / PwC Japan執行体制ページ, 2026-05-28取得)。

1-3. 財務・業績

非上場(合同会社)のため単体の有報はなし。WebSearch由来の情報では、PwCコンサルティング(日本)は人員5,000人超で売上高1,000億円規模に到達済み、新CEOも「2桁成長」を継続目標と明言。PwC Japanグループ全体の業務収益は2025年度で約3,086億円。PwCグローバルネットワークの営業総収益は2024年度554億米ドル、2025年度569億米ドル(前年比+2.9%)。一方、グローバルでは人員削減で成長が鈍化しBig4内で見劣りとの報道もある(出典: 日経 / 東洋経済 / Diamond / Business Insider / 公式IR発表, 2026-05-28取得)。単体の正確な売上・利益推移は公式開示が乏しく、官報決算公告等での精緻な確認は本調査では未実施。

1-4. 業界内ポジションと将来性

Big4(デロイト/PwC/KPMG/EY)の一角を占める日本有数の総合コンサル。コンサル市場自体はDX・生成AI需要で成長市場。Strategy&(旧ブーズ)を擁し戦略から実装まで一気通貫が強み。リスク要因は (1) 大量採用(年1,000人規模、2024年度は新卒中途で約800人入社)による育成追いつかず・品質/稼働への負荷、(2) グローバルPwCの成長鈍化・人員削減傾向、(3) 監査側を含むPwCブランド全体のレピュテーションリスク(中国恒大の監査問題等、後述)。市場成長は追い風だが供給過多・採用過熱の調整局面という指摘もある(出典: 東洋経済 / Diamond / Business Insider / tenshoku-base等, 2026-05-28取得)。

1-5. レピュテーション・コンプライアンス

  • パワハラ関連: PRESIDENT Onlineが「PwCジャパンの危うい組織風土」「泥沼パワハラ」を複数回報道(2020~2021年頃)。女性社員が労働審判で主張が認められたが解雇された等の係争が報じられ、会社側は記事内容を「事実と大きく乖離」と反論。対象はグループ/監査側を含む文脈で、コンサル単体に限定した事案かは要精査(出典: PRESIDENT Online, 2026-05-28取得)。
  • 監査側の行政処分(グループ別法人): 中国でPwCが恒大集団の会計監査をめぐり中国当局から6カ月業務停止・罰金等の重罰。日本でも監査法人再編・行政処分の文脈が報じられる。いずれも主に監査法人(PwC Japan有限責任監査法人/旧PwC京都等)の事案で、コンサルティング合同会社の直接の行政処分ではないが、PwCブランド全体の信頼に関わる(出典: 東洋経済, 2026-05-28取得)。
  • ポジティブ: 「働きがいのある企業ランキング2024」で2位。くるみん・えるぼし認定取得(出典: 公式ニュースルーム / sincereed記事, 2026-05-28取得)。
  • コンサル単体に対する直近の労基署是正勧告・行政処分・大型炎上は本調査では確認できず(未確認)。

② 働く環境

2-1. 待遇・処遇

  • 給与: 中途は月給制(経験・能力により報酬規定)+業績賞与(年1回)、昇給年1回。想定年収レンジはWebSearch/求人系で約620万~2,000万円(経験・スキルにより変動)。OpenWork平均年収は約1,013万円(業界平均864万円より高い)。職種別ではマネージャー1,278万・コンサルタント1,019万・アソシエイト741~761万(出典: 公式 募集要項 / OpenWork検索スニペット / WebSearch, 2026-05-28取得)。
  • 労働時間: 標準1日7時間、コアなしフレックス(7:00~22:00)。残業はOpenWork月平均42.3時間、有給消化率62.0%。諸手当に時間外勤務手当・フレキシブルワーキング手当(月5,000円)等。
  • 評価: 実力主義。成果次第で年収の上振れ余地が大きい一方、繁忙期は長時間労働になりやすい(口コミ: 「給料が低い割に激務」という辛口もあれば「裁量労働で自由度高い」という声も)。

2-2. 組織・カルチャー

  • 定着率: WebSearchスニペット(tenshoku-base等の2025年記事)では3年以内離職率38.2%(全業界平均34.9%とほぼ同水準)、年間離職率8.6%でコンサル業界内では低め、との記述。ただし出典は転職メディアの推計であり一次データではない点に留意。
  • カルチャー: 「Big4の中でも穏やか・優しい社風」という評判の口コミがある一方、「離職率が比較的高い」「新参で職位の高い人に後輩面される文化が嫌」という不満も。大量採用で育成が追いつかず、マネージャー層が未経験者フォローに追われるとの指摘あり。
  • 制度面: 「Design Your Workstyle」「ハイブリッド/フルリモート」「短時間・短日勤務(週3勤務や1日5時間)」「フレキシブル・ライフ・デザイン休職(留学・帯同等)」など柔軟な働き方制度が充実(出典: sincereed記事 / OpenWork検索スニペット, 2026-05-28取得)。

2-3. 労働者視点のレビュー(口コミ)

  • OpenWork総合評価 約4.48(回答1,600件超、検索スニペット由来)。待遇満足度4.3/社員士気4.2/風通し4.4/相互尊重4.1。残業月42.3時間・有給消化62%。
  • 良い声: 「リフレッシュ休暇含め長期で休める」「プロジェクトの切れ目で数週間休める」「リモート中心、土日祝は基本働かない」「副業しながら勤務する人もいる」。
  • 悪い声: 「給料の割に激務」「離職率が比較的高い」「大量採用で育成が追いつかない」。
  • 注記: OpenWork/転職会議/就活会議の本文はログイン/bot制限により本文未取得。スコア・口コミ断片はWebSearchスニペット由来で、面談・最新口コミでの再確認を推奨。

③ 募集ポジション

想定ポジションはITコンサル(テクノロジー&デジタルコンサルティング/ITソリューションコンサルタント等)。公式キャリア採用は通年・大量募集で、新卒・中途あわせ年1,000人規模の採用方針をCEOが明言。これは事業拡大(DX・生成AI需要)に伴う増員が主背景で、欠員補充というより成長投資型の募集。一方で「育成が追いつかない」との口コミもあり、常時・大量に同種ポジションが出ていること自体は、離職の多さと拡大スピードの両面を示唆する。具体的な個別求人は公式エントリーページ(Salesforceサイト)に職種一覧として掲載(出典: 公式 募集要項/キャリア採用ページ / 日経・東洋経済CEO発言, 2026-05-28取得)。

総合所感

強み・魅力

  • Big4の一角・売上1,000億円規模で財務基盤が厚く、DX/生成AIで成長市場に位置。ブランド・案件規模・キャリア資本が大きい。
  • 働き方制度が非常に充実(ハイブリッド/フルリモート、コアなしフレックス、短時間・短日勤務、くるみん・えるぼし認定、育休は男女とも子が2歳まで)。希望待遇との適合度が高い。
  • 年収水準が業界平均より高く(平均約1,013万円)、成果次第で上振れ余地。「働きがいのある企業ランキング2024」2位。

懸念・リスク

  • 実力主義で繁忙期は長時間労働になりやすい(OpenWork残業月42時間台・有給消化62%)。「給料の割に激務」という辛口口コミも。
  • 大量採用による育成・品質への負荷、3年以内離職率約38%(推計)。組織風土を巡る過去のパワハラ報道(主にグループ/監査側だが要確認)。
  • 副業可否の公式明文化が未確認(口コミでは副業者が存在するレベル)。
  • 設立・資本金・正確な従業員数・単体財務は公式PDF/官報での一次確認が未完。

面談で確認すべき質問

  • 副業は会社として可能か(申請制か、競業避止等の条件は)。
  • ITコンサル配属の場合のリモート/出社頻度の実態(プロジェクト・クライアント次第でどの程度週2出社に収まるか)。
  • ジョブローテーション・配置転換で勤務地(東京)が変わる可能性はあるか、本人の希望はどこまで尊重されるか。
  • この募集は増員か欠員補充か、配属予定チームの直近の離職状況と稼働実態(残業の繁閑)。
  • 評価・昇給の具体運用(年収がどう上がるか、降格・減給の運用)。

情報源一覧

# 区分 URL 取得日 備考
1 公式サイト https://www.pwc.com/jp/ 2026-05-28 トップ
2 公式 法人概要 https://www.pwc.com/jp/ja/about-us/member/consulting.html 2026-05-28 代表メッセージ・サービス・会社概要(webfetch-py本文取得)
3 公式 中途募集要項 https://www.pwc.com/jp/ja/careers/consulting/mid-career/recruiting-info.html 2026-05-28 勤務地/給与/勤務時間/休日/休暇/福利厚生/キャリアパス(webfetch-py本文取得)
4 公式 次期社長発表 https://www.pwc.com/jp/ja/press-room/consulting240412.html 2026-05-28 安井CEO就任(WebSearch)
5 公式 役員紹介(安井CEO) https://www.pwc.com/jp/ja/contacts/y/masaki-yasui.html 2026-05-28 経歴(WebSearch)
6 公式 働きがいランキング2位 https://www.pwc.com/jp/ja/news-room/great-place-to-work240221.html 2026-05-28 ポジティブ(WebSearch)
7 公式 IR/業績 https://www.pwc.com/jp/ja/press-room/2024/pwc-global-revenues-rise-to-us-55-4-billion.html 2026-05-28 グローバル554億ドル(WebSearch)
8 転職メディア(sincereed) https://sincereed-agent.com/interview/pwc_workstyle/ 2026-05-28 働き方・制度・育休・くるみん/えるぼし・口コミ(webfetch-py本文取得)
9 口コミ(OpenWork) https://www.openwork.jp/company.php?m_id=a0C30000003Llud 2026-05-28 総合4.48・残業42.3h・有給62%(スニペット、本文未取得:ログイン制限)
10 報道(日経) https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC18AFW0Y5A710C2000000/ 2026-05-28 安井CEO「AI活用へトップダウン改革」(WebSearch)
11 報道(東洋経済) https://toyokeizai.net/articles/-/857861 2026-05-28 安井CEO直撃・5000人軍団(WebSearch)
12 報道(Diamond) https://diamond.jp/articles/-/354709 2026-05-28 売上1000億・2桁成長死守(WebSearch)
13 報道(PRESIDENT) https://president.jp/articles/-/48139 2026-05-28 パワハラ・組織風土報道(WebSearch、本文未取得)
14 報道(東洋経済) https://toyokeizai.net/articles/-/829315 2026-05-28 PwC中国の監査業務停止処分(WebSearch)
15 転職メディア(tenshoku-base) https://tenshoku-base.com/pwcconsulting-stopchangingjob/ 2026-05-28 離職率推計・激務評判(WebSearch、本文未取得)
16 沿革(Wikipedia等) https://ja.wikipedia.org/wiki/PwCコンサルティング 2026-05-28 設立2016/沿革(WebSearch)