一覧へ戻る 調査日時: 2026-05-28 01:43

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社

想定ポジション ITコンサル
公式サイト https://www.ctp.co.jp/
希望待遇 適合スコア
6 / 10 (◯×2 + △×1)
60%
2
2
0
1
結論(総合所感)
「ファシリテーション型変革コンサルティング」を標榜するBIPROGY(旧日本ユニシス)傘下の中堅コンサルファーム。GPTW「働きがいのある会社」ベストカンパニーに2016〜2023年と連続選出、OpenWork「人事評価が適正な企業ランキング」1位など、カルチャー・評価制度面の評判は業界内でも極めて高い。育休取得率(直近は男女100%)・有給取得率81.7%・残業平均35.5h/月とコンサルとしては働き方が穏やかで、希望待遇との適合度は総じて高い。最大の懸念はリモート方針:公式FAQ・求人票とも「クライアントと対面でプロジェクトを進める」ことを重視し、客先常駐が多いと明記しており、「週2出社まで」を恒常的に確保できる保証は読み取れない(要面談確認)。副業は公式記載がなく口コミ上は申請制での可。

希望待遇との適合(項目別)

希望条件 判定 根拠・補足
都内勤務(転勤無し) 採用は東京オフィスのみ/本社は港区赤坂。ただしワンプール制で客先常駐が基本、求人票のクライアント先例に三重・京都・大阪・福岡が含まれ、プロジェクトによる遠方常駐・出張の可能性。「転勤なし」の明記は確認できず(snar求人票 2026-05-28取得)
完全週休二日 求人票に「完全週休2日制/祝日/年間休日122日」と明記(snar求人票 2026-05-28取得)
育休、産休あり 育休取得率は男性90%/女性100%(公式「数字で見るケンブリッジ」)、FAQでは2024・2025年は男女とも100%と明記。法定通り制度あり・短時間勤務可(公式FAQ 2026-05-28取得)
副業OK 公式の採用ページ・求人票に副業可否の記載なし。口コミでは「禁止ではないがCxOへ申請・承認制」との断片あり(転職メディア要約、本文未確認、2026-05-28)
リモート可(週2出社まで) 「状況に応じてリモート可能だがクライアントオフィス勤務が多い」「コロナ以降は効率的にリモートも取り入れる方針」(公式FAQ)。フルリモートや出社頻度の上限は不明で、客先常駐前提だと出社週2以下を恒常確保できるか不透明(公式FAQ・snar求人票 2026-05-28取得)
凡例: 満たす / 条件付き / 満たさない / 未確認

0. 会社の基本情報

項目 内容 出典
社名 ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社(英: Cambridge Technology Partners Limited) 公式会社概要
所在地 〒107-0052 東京都港区赤坂2-14-32 赤坂2・14プラザビル4階 公式会社概要
設立 1997年6月(日本法人。米国母体は1991年マサチューセッツ州ケンブリッジ市で設立) 公式会社概要
資本金 1,000万円 Wikipedia(基礎情報)2026-05-28
従業員数 192名(2025年3月現在) 公式会社概要/公式「数字で見るケンブリッジ」
上場区分 非上場(BIPROGY株式会社=旧日本ユニシス の子会社。法人番号5010601032675) Wikipedia/公式沿革「2006年 日本ユニシス傘下へ」
事業所 東京本社(港区赤坂)、関西オフィス(大阪・グランフロント大阪/BIPROGY総合受付内)、米国子会社 Cambridge Technology Partners Inc.(カリフォルニア州トーランス、2019年設立) 公式会社概要
沿革(要点) 1984年 米CTG設立/1991年 米ケンブリッジ市で設立/1997年 東京に日本法人設立/2001年 米ノベル社と併合/2006年 日本ユニシス(現BIPROGY)傘下入り/2015年 関西オフィス設立/2018年 港区赤坂へ本社移転・グローバル展開再開/2019年 北米法人設立 公式会社概要/Wikipedia

① 会社の健全性

1-1. 事業内容

企業の変革(業務改革/IT戦略/新規事業立ち上げ等)を支援するコンサルティングファーム。最大の特徴は「ファシリテーション型コンサルティング(変革共創型)」で、答えを提供する“先生型”やソリューション導入型ではなく、顧客の中の「変わる力」を引き出し、客先に入り込んで合意形成・推進を伴走するスタイルを標榜(公式・Wikipedia)。サービスは組織・業務改革、IT戦略立案、新規事業創造、グローバルPJ支援、営業改革、PMO改善など。業界・領域を固定しない「ワンプール制」で、製造・流通・小売・サービス・金融・通信・運輸など幅広い顧客を扱う(公式FAQ/service各ページ)。プロジェクト終了後に顧客が自走できる状態(「次の変革はケンブリッジ抜きで」)を掲げる点が差別化。収益構造はコンサルティング報酬が中心とみられるが、特定顧客への依存度を示す公開データは未確認。注力領域として代表挨拶でAI時代における「変革共創型」の価値強調、書籍出版(『システムを作らせる技術』2021、『社員ファースト経営』2023 等)やプロジェクトリーダー養成学校事業を展開(公式)。

1-2. 経営者(社長)の人物像

経歴・バックグラウンド: 代表取締役社長 榊巻 亮(さかきまき りょう)。1980年生まれ。大学卒業後に大和ハウス工業に入社し住宅設計・業務改善に従事、一級建築士。「コンサルが提案書を置いて去り実行に関わらない」ことへの問題意識から、エンドツーエンドで関わるケンブリッジへ2008年に転職。社内でコンサルタント→ディレクターを経て社長に就任した内部昇格型(雇われ社長/創業者ではない)。当初は社長志向ではなかったが「社長として社員によりよい影響を与えられる」と考えるに至った旨を語る(WebSearch要約:consul.global対談・itmedia/Wantedlyプロフィール、本文一部未取得、2026-05-28)。

人柄・価値観・経営スタイル: 「顧客にとって、いま本当に正しいことは何か」を一貫して問い続ける姿勢を代表挨拶で前面に出す。会社の売上や個人評価より「顧客とプロジェクトの成功」を最優先する思想を制度(売上責任を持たせない/行動評価)に落とし込む。AIを脅威でなく追い風と位置づけ、人の内面・関係性に向き合う「変革共創型」をさらに磨く方針を表明(公式代表挨拶)。多数のビジネス書著者(会議術・業務改革・ファシリテーション関連)であり、ブログ「ブレイクスルー備忘録」やX(@ryosakamki)、President誌連載など発信が活発(WebSearch、2026-05-28)。経営の透明性を重んじる仕組み(公開Weeklyミーティング、議事録全社公開、ワークアウト制度)が社長の思想を反映。

評判・レピュテーション: 役員・幹部の短期大量離脱を示すネガティブ情報は今回の検索では確認されず。社長個人へのパワハラ・不祥事・係争の報道も確認できなかった(出てこない=無い、ではない点に留意)。OpenWork等で経営陣・人事評価制度への評価が業界トップクラスに高い(後述2-3)。

経営チーム(社長以外の役員): 役員個別の氏名・経歴は今回未取得(未確認:公式役員一覧ページを精査できていない)。経営層の平均年齢は49歳(公式「数字で見るケンブリッジ」)。アニュアルレビューは「経営陣による完全合議制」で運用されており、合議型のガバナンスを敷いている(公式「働き方を支える仕組み」)。

1-3. 財務・業績

非上場のため詳細な売上推移は限定的。Wikipediaの基礎情報(官報の決算公告に基づくとみられる)では、2025年3月期の純利益 1億7,270万8千円/総資産 22億7,829万2千円(Wikipedia、2026-05-28)。単体売上高は今回の検索では特定できず(未確認:官報決算データベースcatr.jpの数値本文を取得できていない)。資本金1,000万円。親会社BIPROGYグループは東証プライム上場(証券コード8056)で、2026年3月期の連結売上収益予想4,270億円規模(WebSearch:BIPROGY IR、2026-05-28)。親会社が大手上場・黒字基調であり、子会社としての資本的安定性は高いと評価できる。

1-4. 業界内ポジションと将来性

DX・業務改革コンサル市場は需要旺盛で成長基調。大手総合系・戦略系ファームがひしめく中、「自社ソリューションを売らない/顧客自走を促すファシリテーション型」という独自ポジションで差別化しており、規模(192名)は中堅。BIPROGY(SIer)傘下である一方、特定製品の押し売りをしない中立性を強みとして打ち出す。代表自身がAIによる作業代替を見据え「価値の源泉は人に戻る」とし、対話・合意形成という同社の強みがAI時代に相対的に効くと位置づけている(公式代表挨拶)。競合比の定量シェアは未確認。

1-5. レピュテーション・コンプライアンス

不祥事・訴訟・行政処分・労基署是正勧告・炎上に該当する情報は今回の検索では確認されなかった(WebSearch、2026-05-28)。むしろポジティブな第三者評価が目立つ:GPTW「働きがいのある会社」ベストカンパニーに2016〜2023年まで連続選出、OpenWork「人事評価が適正な企業ランキング」1位(適正感スコア平均4.32)、Adobe(Marketo)Marketing Team of the Year受賞(2019)など(公式沿革/WebSearch、2026-05-28)。ネガティブ情報は能動検索しても顕在化せず、現時点でコンプライアンス上の重大懸念は見当たらない。

② 働く環境

2-1. 待遇・処遇

  • 給与: 経験者(コンサルタント)求人で年収630万〜1,830万円(賞与Profit Sharing・みなし残業40時間/月分込み)。口コミではコンサル600〜800万、マネージャー800〜1,100万、平均年収870万円前後との集計(snar求人票/WebSearch:OpenWork・転職メディア要約、2026-05-28)。
  • 労働時間: 専門業務型裁量労働制、1日みなし9時間30分、定時9:30〜18:00。月平均残業35.5h(公式/snar求人票)。プロジェクトの繁閑で10h程度〜40h超まで波があるとFAQ・口コミとも一致。
  • 休日・休暇: 完全週休2日制/祝日/年間休日122日。年次有給は入社日当日付与、有給取得率81.7%。プロジェクト間にまとまった休暇を取るスタイル(公式FAQ/snar求人票)。
  • 評価・昇給: 売上でなく「行動」を20以上のコンピテンシー項目で評価する絶対評価。年1回のアニュアルレビューを経営陣の完全合議制で昇格・昇給を決定(ポスト空き・上司の好みに左右されないと明言)。3か月ごとの中間面談、半年ごとのプロジェクトレビューでフィードバック頻度が高い(公式「働き方を支える仕組み」)。
  • 福利厚生: 自己研鑽費 年20万円、社員紹介報奨金、各種保険完備、育児・介護費用補助、社外カウンセリング/コーチング、健診・保養所補助等(snar求人票/公式FAQ)。

2-2. 組織・カルチャー

平均年齢35.5歳、男女比 男71%/女29%、新卒39%/中途61%、文系77%/理系23%(公式「数字で見るケンブリッジ」)。女性管理職比率9.1%、男女間賃金差異66.7%(同一職位・同一評価では性差なし、職位分布の差が要因と公式が説明、女性活躍推進法に基づく公表)。カルチャーを「競争力の源泉」と明確に位置づけ、価値観(FROGBB/6コアバリュー)を行動・評価基準まで落とし込む。社員全員参加でつくる文化(ワークアウト=1日で経営にプレゼン可、公開Weeklyミーティング、年1回全員オフサイト合宿)、心理的安全性重視(チームイベント費補助、月次Communication Meeting、部活)、99%内製トレーニング・双方向フィードバック文化。離職率の定量値は今回未確認だが、GPTW連続選出やフラットな相互尊重評価から定着・士気は高いと推察(公式/WebSearch)。

2-3. 労働者視点のレビュー(口コミ)

OpenWorkでは項目により総合3.4〜5.0と職位で幅があるが、士気・社員相互尊重で5.0など高評価の声が多い。「人事評価が適正な企業ランキング」1位(適正感平均4.32)。残業は業界内で軽めとの評価が多い一方、プロジェクト次第で波が大きいとの声も。退職検討理由としては「コンサルという働き方に限界」「キャリアアップにつながらなかった」「独特の社風が合わない」等が挙がる(WebSearch:OpenWork各設問・転職会議・エン カイシャの評判、本文はログイン制限のため一部スニペットのみ、2026-05-28)。※口コミ本文・スコア確定値はログイン必須で未取得、上記は検索スニペットの範囲。

③ 募集ポジション

経験者採用は「コンサルタント/シニアコンサルタント」(職務経験3年以上)。仕事内容は企業変革の全工程リード、特に上流(構想策定・企画・要件定義・チェンジマネジメント等)を顧客と一体で推進。経験に応じてプロジェクトリーダーアサインもあり。現在は東京オフィス採用のみ実施。募集背景が増員(事業拡大)か欠員補充かは求人票に明示なし(未確認)。複数の転職媒体(type, doda, Green, ムービン等)と公式snarで継続的に掲載されており、コンサル業界の一般的な通年採用の範囲とみられるが、慢性的高離職を示す決定的情報は確認できなかった(WebSearch/snar求人票、2026-05-28)。

総合所感

強み・魅力

  • カルチャー・評価制度の評判が業界トップクラス(GPTWベストカンパニー2016〜2023連続、OpenWork人事評価適正ランキング1位)。売上責任なし・行動ベースの絶対評価で「顧客のため」に集中できる設計。
  • 育休取得率(直近男女100%)・有給81.7%・残業平均35.5hと、コンサルとしては働き方が穏やか。完全週休2日・年間休日122日と休日条件は明確に良好。
  • 親会社BIPROGY(東証プライム上場)傘下で資本的安定性が高く、単体も黒字(2025/3期 純利益約1.7億円)。
  • 自己研鑽費年20万・99%内製研修・豊富なフィードバックなど育成投資が手厚い。

懸念・リスク

  • リモート方針が「対面・客先常駐重視」。週2出社までを恒常確保できるかは求人票・FAQから読み取れず、希望と最も衝突しうる点。
  • 副業可否が公式に不明(口コミは申請制)。
  • 客先常駐型・ワンプール制で、PJによっては都外(三重・京都・大阪・福岡等)の遠方常駐/出張の可能性。「転勤なし」の明記なし。
  • 専門業務型裁量労働制(みなし9.5h・固定残業40h相当)で、繁忙PJ時の実働増のリスク。
  • 単体売上高など財務の時系列が非開示で、規模・成長性の精緻な評価は難しい。

面談で確認すべき質問

  • リモート/出社の運用実態(直近PJでの週あたり出社・客先常駐日数、週2出社上限の現実性)。
  • 副業の可否と申請・承認フロー、実際の許可実績。
  • 配属(ワンプール制)で都外・遠方常駐になる頻度、希望勤務地の考慮度合い、転勤・単身赴任の有無。
  • 募集背景(増員か欠員補充か)と入社後の想定タイトル・年収レンジ。
  • 裁量労働制下の実残業・繁忙期の働き方、有給の実取得タイミング。

情報源一覧

# 区分 URL 取得日 備考
1 公式サイト(会社概要・沿革) https://www.ctp.co.jp/company/information/ 2026-05-28 設立/所在地/従業員数/沿革/拠点
2 公式サイト(代表挨拶) https://www.ctp.co.jp/company/greeting/ 2026-05-28 社長の価値観・経営方針
3 公式採用(働き方を支える仕組み) https://www.ctp.co.jp/recruit/environment/ 2026-05-28 評価制度/教育/カルチャー仕組み
4 公式採用(数字で見るケンブリッジ) https://www.ctp.co.jp/recruit/data/ 2026-05-28 残業35.5h/有給81.7%/育休率/属性
5 公式採用(FAQ) https://www.ctp.co.jp/recruit/faq/ 2026-05-28 リモート/育休/女性管理職/賃金差異/副業は記載なし
6 公式採用(求人票・snar) https://ctp-recruiting.snar.jp/jobboard/detail.aspx?id=cqAJtNRv2P8 2026-05-28 年収630-1830万/年間休日122日/勤務地/裁量労働
7 Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ 2026-05-28 資本金/純利益/総資産/法人番号/日本ユニシス傘下
8 OpenWork(口コミ・分析) https://www.openwork.jp/company.php?m_id=a0C1000000To6Rk 2026-05-28 年収/残業/退職理由(ログイン制限・スニペットのみ)
9 求人ボックスジャーナル(OpenWorkランキング) https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/journal/news/164/ 2026-05-28 人事評価が適正な企業ランキング1位
10 BIPROGY IR(親会社業績) https://www.biprogy.com/invest-j/financial/highlights.html 2026-05-28 連結売上収益(グループ規模の参考)
11 consul.global(社長対談) https://consul.global/post10115/ 2026-05-28 社長の経歴・思想(本文一部未取得)