一覧へ戻る 調査日時: 2026-05-28 01:43

株式会社インフォボックス

想定ポジション VPoE/エンジニアリングマネージャー(求人は「CTO/VPoE候補」)
希望待遇 適合スコア
5 / 10 (◯×2 + △×1)
50%
2
1
0
2
結論(総合所感)
SalesTech領域のシリーズAスタートアップ(創業8期目)で、希望待遇のうち「都内勤務」「完全週休二日(年間休日125日)」「週2出社のリモート」はCTO/VPoE候補求人票で明確に満たす。一方、副業・育休/産休の運用実態は公開情報で確認できず、OpenWork等の社員口コミも現時点で0件のため、働く環境の生の声がほぼ取れないのが最大の懸念。給与は年収1,098万円だが「みなし残業40時間込み」かつ「定期賞与なし」で、実質的な労働時間と賞与の運用は面談確認が必須。

希望待遇との適合(項目別)

希望条件 判定 根拠・補足
都内勤務(転勤無し) 勤務地は「東京本社(神田)、及び会社が指定する場所」。都内勤務だが「転勤なし」の明記はなく、拠点も1拠点(神田)のみのため転勤リスクは低いと推測されるが、文言上は断定できず△(求人票 hrmos 2026-05-28取得)
完全週休二日 「完全週休2日制/年間休日125日(土日祝+夏期・年末年始)」と明記(求人票 hrmos 2026-05-28取得)
育休、産休あり 産休・育休は法定。求人票の福利厚生は「カフェテリアHQ/社会保険完備/交通費」のみで取得実績の記載なし。公式・口コミとも実績情報が見つからず未確認(hrmos求人票・各検索 2026-05-28)
副業OK 公式・求人票・口コミいずれにも副業可否の記載が見つからず未確認(hrmos求人票・各検索 2026-05-28)
リモート可(週2 オフィス出社までOK) 「基本的には週2出社(開発チームは要相談)」、フレックスタイム制(コアタイム11:00-16:00)と明記。開発チームはさらに柔軟な可能性あり(求人票 hrmos/note記事 2026-05-28取得)
凡例: 満たす / 条件付き / 満たさない / 未確認

0. 会社の基本情報

項目 内容 出典
社名 株式会社インフォボックス(infobox, Inc.)※旧社名: 株式会社スマスマ 公式サイト/OpenWork(旧:スマスマ)
所在地 〒101-0047 東京都千代田区内神田1-9-12 NTビル1F 公式サイト・求人票
設立 2018年7月13日(創業8期目) 公式サイト・求人票
資本金 1億円(公式COMPANY欄)/19億1,393万6,420円・資本準備金含む(hrmos求人票・最新)。表記揺れあり 公式サイト/hrmos求人票
従業員数 約23人(OpenWork掲載値、2026-05-28取得・時点不明)。一次情報での確認は未確認 OpenWork(検索スニペット)
上場区分 非上場(VC出資のスタートアップ、シリーズA) 各プレスリリース
事業所 東京本社(神田)1拠点 公式サイト・求人票
沿革(要点) 2018年7月設立(toB営業代行・コールセンターからスタート)→ 2024年2月に営業データプラットフォーム「infobox」をリリースし事業ピボット → 2024年12月(公表2025年1月)シリーズA調達 CEOインタビュー(STARTUPS JOURNAL)/シリーズAプレスリリース

① 会社の健全性

1-1. 事業内容

営業データプラットフォーム「infobox」の開発・運営・販売を行うSalesTech(セールスインテリジェンス/Go-To-Market領域)スタートアップ。infoboxは「市場リサーチ・企業リスト作成・決裁者アプローチを一気通貫で実現」し、国内数十万社のデータベースと顧客のWeb行動ログから「今アプローチすべき企業とその理由(ニーズとタイミングが一致した顧客)」を可視化するプロダクト(公式サイト・hrmos求人票)。米国のZoomInfo・Apolloに相当する領域を国内で狙うポジション(シリーズAプレスリリースの投資家コメント)。収益構造はinfoboxのSaaS課金が中核と推測(公式の事業内容記載は「infoboxの開発・運営・販売」のみ)。2024年3月のプロダクトピボットからわずか4ヶ月でARR1億円を達成と投資家(本田圭佑氏)がコメント(シリーズAプレスリリース 2025-01-21)。直近の注力・プレスリリースは、手紙営業代行「ロボットレター」連携(2026-05-27)、TOKIUMによるinfobox導入(2026-02-05)、SalesEnablement EXPO2026参加(2026-01-15)など連携・採用拡大が中心(公式NEWS 2026-05-28取得)。

1-2. 経営者(社長)の人物像

経歴・バックグラウンド: 代表取締役CEO 平沼 海統(ひらぬま かいと)。1997年11月生まれ・愛知県出身。中学卒業後16歳で社会に出て、飲食店店舗責任者・鳶職などを経験。2018年に営業代行会社のアウトバウンド・コールセンターで成績トップを獲得し、2018年7月にインフォボックス(旧スマスマ)を創業した創業者社長。事業会社・コンサル・金融出身ではなく、現場の営業実務からの叩き上げ型起業家(STARTUPS JOURNAL インタビュー 2024-03-08取得)。2025年に Forbes 30 Under 30 Asia 2025 に選出(公式NEWS)。

人柄・価値観・経営スタイル: 「営業が大嫌い。だから最高の体験に変えてみせる」を掲げ、非効率な営業が買い手・売り手双方を不幸にするという問題意識が原点。トップ営業のトークを「メロディ(音程・五線譜)」として徹底分析・再現する研究熱心さと、現場での実行力が特徴(同インタビュー)。投資家コメントでも「明確なビジョンと研究熱心さ+実オペレーションの確実な遂行力と粘り強い実行力」「常に野心的な目標と驚異的な実行力」と評され、行動力・実行力ドリブンの経営スタイルがうかがえる(シリーズAプレスリリースの投資家コメント 2025-01-21)。ビジョンは「ALL-WINNERな世界」「ビジネスの意思決定を支えるインフラになる」(公式サイト・採用サイト)。

評判・レピュテーション: 複数VC(ANRI・XTech Venturesはシード期から3〜4回の継続出資)からの厚い信頼が出典付きで確認できる。本田圭佑氏のX&KSKが日本初のリード投資先に選定(シリーズAプレスリリース)。社長個人に関する不祥事・パワハラ・炎上・係争の情報は、能動的に検索しても確認されず(「インフォボックス 訴訟/炎上/パワハラ」等の検索 2026-05-28、ヒットなし)。ただし社員・元社員からの人物評(OpenWork経営者評価等)は口コミ0件のため未確認。

経営チーム(社長以外の役員): 公式サイトに役員一覧の掲載は確認できず、CEO以外の役員構成・経歴は未確認。採用サイトでは「青沼 正太 VPoS(T2D3達成の元営業部長)」がメンバーとして紹介されているが、登記ベースの役員構成や創業メンバー/外部招聘のバランスは未確認(公式サイト・採用サイト 2026-05-28)。

1-3. 財務・業績

非上場のためEDINET・有報なし。資金調達ベースの情報のみ。累計調達額は出典により表記が異なる: シリーズAプレスリリース(2025-01-21)では「シリーズA 16.5億円、これまで約7億円、累計約23.5億円」。一方、hrmos求人票(2026-05-28取得)では「2024年12月に22億円のシリーズA」「シリーズAで累計28億円の資金調達を完了」と記載され、エクステンションや融資を含む集計差と推測されるが正確な内訳は未確認。プレシリーズAは6.6億円(うちエクステンション5億円)。投資家は X&KSK(本田圭佑氏、リード)・ANRI・XTech Ventures・East Ventures・グリーベンチャーズ・三菱UFJキャピタル・電通ベンチャーズSGPファンド・Headline Asia 等、および三井住友銀行・りそな銀行・東日本銀行からの融資(公式サイト・シリーズAプレスリリース)。売上・利益の具体的数値や決算公告は確認できず未確認。プロダクトは2024年3月ピボット後4ヶ月でARR1億円(投資家コメント)と急成長を主張。資金は開発・採用・マーケに投下中で、シリーズA直後・調達規模からランウェイには一定の余裕があると推測されるが、月次バーンレート等は未確認。

1-4. 業界内ポジションと将来性

ターゲットは米国で時価総額3兆円規模の上場企業(ZoomInfo等)が存在する成長市場「セールスインテリジェンス/Go-To-Market」領域で、国内ではまだ黎明期(hrmos求人票・投資家コメント)。「国内のリーディングカンパニーを目指す」とする挑戦者ポジション。市場は米国で実証済みのため成長余地は大きいと見られる一方、国内では市場形成段階で競合・代替(既存の企業データベース/営業リストサービス)との競争や市場立ち上げリスクがある。データの質(情報の広さ・深さ・即時性・正確性)を競争優位と位置づけている(三菱UFJキャピタルコメント)。

1-5. レピュテーション・コンプライアンス

直近3年で会社・社長に関する不祥事・訴訟・行政処分・労基署是正勧告・炎上の報道は、能動的検索(「インフォボックス 不祥事/訴訟/パワハラ/炎上/退職」等 2026-05-28)でも確認されず。ネガティブニュースは見当たらないが、企業規模が小さく報道露出自体が少ないため「無い」と断定はできない。プロダクトinfoboxに関するレビュー(ITreview・BOXIL・ITトレンド等)は概ね好評との検索結果(本文未精査)。労務・コンプラの社内実態は口コミ0件のため未確認。

② 働く環境

2-1. 待遇・処遇

CTO/VPoE候補求人票(hrmos 2026-05-28取得)より:

  • 給与: 年収1,098万円/月収約91.5万円(基本給697,142円+固定残業手当217,858円)。みなし残業月40時間込み、超過分は追加支給。スキル・経験に応じて変動。
  • 賞与: 定期賞与なし(業績・査定・貢献度により支給することはある)。昇給は業績・勤務成績で各人決定。
  • 勤務時間: フレックスタイム制(コアタイム11:00-16:00、1日8時間基本、月の総労働時間を満たせば日次の偏りは可)。
  • 休日: 完全週休2日制、年間休日125日、有給は初年度合計10日(入社初日3日付与+6ヶ月勤続で7日)。
  • 雇用形態: 正社員、試用期間3ヶ月。福利厚生: カフェテリアHQ/社会保険完備/交通費(上限あり)。

求人票と口コミの突き合わせは、口コミ0件のため不可(食い違い検証は未実施)。みなし残業40時間という設定は、実残業がそれに張り付くか否かが処遇の実態を左右するため要確認。

2-2. 組織・カルチャー

バリューは「愛にクルう/勝ちにクルう/チームにクルう/主体性にクルう」、社員を「クルうズ(Crews)」と呼ぶカルチャー(採用サイト)。公式noteによれば、リモートを基本とするメンバーが多く、一方でインサイドセールスを同じ会議室に集めるなどリアルの場を意図的に作る運用。月次の全社会では資金調達状況・事業計画を業務委託含む全員に深いレベルで開示する透明性(Opennessバリュー)を掲げる(note記事 検索スニペット 2026-05-28)。離職率・平均勤続年数・社員数推移などの定量データは未確認(OpenWork口コミ0件、公式開示なし)。創業8期目だが2024年のピボット後に組織拡大中のフェーズで、開発組織は「実績あるメンバーがジョインしつつある」段階(hrmos求人票)。

2-3. 労働者視点のレビュー(口コミ)

OpenWork: 社員クチコミ0件・回答者0人で各評価スコアは「--」(残業時間・有給消化率・待遇満足度等すべて未取得、OpenWork本文 2026-05-28取得)。転職会議・エンライトハウス(カイシャの評判)等にもページは存在するが、社員口コミの実数・スコアは未確認(要ログイン/件数不明)。社員視点の生の評判はほぼ取得できなかったのが本調査の最大の情報欠落。

③ 募集ポジション

想定ポジションは「CTO/VPoE候補」(hrmos求人票 2026-05-28取得)。募集背景は欠員補充ではなく事業拡大に伴う増員・体制強化: 「シリーズA調達完了後、開発・データ・AIの3領域で事業を加速させたいフェーズ」「現状はVPoEが技術・組織の両面をほぼ一人で見ており、技術戦略/組織づくり双方をリードできる開発組織責任者を迎えたい」と明記。前任者離脱を示す記述はなく、組織の0→1の型化を担う新設的ポジション。技術スタックはTypeScript/React/Next.js・FastAPI/Python・LLM(OpenAI/Anthropic/Vertex AI/Bedrock)・Snowflake/BigQuery/dbt・AWS等のマルチスタックで、AI駆動開発(AIDD)の組織導入が期待役割。必須は「Webサービス開発実務7〜10年目安」。同一ポジションの長期・反復掲載による慢性募集の兆候は確認されず(ただし採用サイト全体では多数の職種が「🔥」付きで同時募集中であり、組織拡大フェーズ相応の積極採用)。

総合所感

強み・魅力

  • 希望待遇の「完全週休二日(年間休日125日)」「週2出社のリモート+フレックス」を求人票で明確に満たし、勤務地も都内(神田)1拠点で転勤リスクが低い。
  • SalesTech/GTMという米国で実証済みの成長市場に、本田圭佑氏のX&KSK(日本初リード投資)やANRI・XTech等の有力VCが継続出資する資金的バックアップ。シリーズAで20億円超を調達済み。
  • CTO/VPoE候補は技術戦略・組織設計・アーキテクチャ・AI駆動開発をゼロから主導できる、増員(新設)かつ裁量の大きいポジション。
  • 社長・会社ともネガティブな報道・係争・炎上が確認されず、投資家評価は一貫して高い。

懸念・リスク

  • 社員口コミがOpenWorkで0件等、働く環境の生の声・離職率・残業実態・賞与運用がほぼ未確認。実態検証ができない。
  • 給与は「みなし残業40時間込み・定期賞与なし」。シリーズAの拡大期スタートアップで実労働時間が長くなりやすく、額面年収と実態の乖離リスクがある。
  • 副業可否・育休/産休の取得実績が公開情報で確認できない(法定制度はあるはずだが運用実態が不明)。
  • 創業8期目だが2024年のピボットで実質的にプロダクトは新しく、PMF・市場立ち上げ・組織急拡大に伴う不確実性が高い。資本金・累計調達額の表記揺れがあり、財務の精緻な開示は乏しい。
  • 「転勤なし」の明文がない(拠点は1つだが文言上は「会社が指定する場所」も含む)。

面談で確認すべき質問

  • 副業・兼業は可能か(申請制か)。育休・産休の取得実績(特に開発職・男性育休)はあるか。
  • 開発チームの実際の出社頻度・リモート運用(求人は「週2出社・開発は要相談」)はどこまで柔軟か。転勤・勤務地変更の実運用はあるか。
  • みなし残業40時間に対する実残業の平均、定期賞与なしを踏まえた実年収の上がり方・評価制度。
  • 直近の離職率・平均勤続・開発組織の人数と増員計画、VPoEが一人で見ている現状の引き継ぎ範囲。
  • 現預金・月次バーンレート・ランウェイ、ARRの現状と次ラウンドの見立て。
  • CEO以外の経営チーム(CTO/CPO/CAIO等の充足状況)と、CTO/VPoE候補に与えられる意思決定権限の範囲。

情報源一覧

# 区分 URL 取得日 備考
1 公式サイト(会社概要・NEWS・VALUE・MESSAGE) https://corp.info-box.jp/ (→ https://info-box.jp/corp/ 2026-05-28 社名・設立・資本金・代表・株主・事業内容
2 公式 採用サイト https://recruit.info-box.jp/ 2026-05-28 募集職種一覧・バリュー・カルチャー
3 求人票(CTO/VPoE候補・hrmos) https://hrmos.co/pages/2156687971171360768/jobs/04-04-01 2026-05-28 給与・休日・勤務地・勤務時間・採用背景・技術スタック
4 シリーズA資金調達プレスリリース(公式) https://info-box.jp/corp/news/press/series_a/ 2026-05-28 16.5億円・累計約23.5億円・投資家一覧・コメント
5 プレシリーズA調達(公式) https://info-box.jp/corp/news/press/series/ 2026-05-28 プレシリーズA6.6億円・累計7億超(検索/参照)
6 CEOインタビュー(STARTUPS JOURNAL / STARTUP DB) https://journal.startup-db.com/articles/infobox-hiranuma 2026-05-28 平沼CEOの経歴・価値観・創業経緯
7 Forbes 30 Under 30 Asia 2025 選出(公式NEWS) https://info-box.jp/corp/news/info/forbesasia/ 2026-05-28 CEOのForbes選出
8 OpenWork(社員クチコミ) https://www.openwork.jp/company.php?m_id=a0C2x00000VwsU0 2026-05-28 口コミ0件・スコア未取得(旧:スマスマ・従業員約23人の記載)
9 公式note(カルチャー座談会・働き方) https://note.com/infobox_official/n/n71ebe0415d53 2026-05-28 リモート基本・透明性(検索スニペット、本文未精査)
10 INITIAL / STARTUP DB(企業DB) https://initial.inc/companies/A-39158https://startup-db.com/companies/NzvwJBqU5wEZbVQB 2026-05-28 企業基本情報(検索結果)
11 ネガティブ情報検索 (WebSearch「インフォボックス 不祥事/訴訟/パワハラ/炎上/退職」) 2026-05-28 該当報道は確認されず