| 希望条件 | 判定 | 根拠・補足 |
|---|---|---|
| 都内勤務(転勤無し) | △ | 本社は東京・大手町だが、人事制度上は総合職に全国・海外(主にアジア)転勤の可能性。コンサル分野は遠隔地常駐プロジェクトの可能性、SEは東京/横浜中心。エリア職(札幌・福岡)のみ転勤なし。「全国転勤あり」は異動可能性を設ける制度上の建前で必ず転々とする意味ではないとの解説あり(NRI拠点ページ/勤務地ドットコム kinmuchi.com/NRI新卒FAQ working.nri.co.jp、2026-05-29) |
| 完全週休二日 | ◯ | 完全週休2日(土日)、年間休日120日、祝日・年末年始・暑中休暇・リフレッシュ休暇あり。中途も完全週休二日制・初年度有給17日(NRI新卒福利厚生ページ/マイナビ・doda求人、2026-05-29) |
| 育休、産休あり | ◯ | 産前産後休暇、育休(最長2歳まで可)、男性の産後パパ育休(最大4週)、マタニティ有給、パートナー出産休暇、育児短時間勤務等を整備。くるみん・プラチナくるみん認定を継続取得、えるぼし最高位「三つ星」、男性育休取得実績あり=制度+実績とも◯(NRI福利厚生ページ working.nri.co.jp、2026-05-29) |
| 副業OK | △ | 許可制(申請制)で副業自体は可。ただし大量の機密情報を扱うシンクタンクゆえ守秘・競業の制約が強く、管理職以上は一層厳格。口コミでも「許可制でハードルが高い」「禁止されていた(過去)」との声があり、無条件OKではない(OpenWork 副業Q&A/OpenWork 個別回答、2026-05-29) |
| リモート可(週2 オフィス出社までOK) | △ | 2016年からテレワーク制度あり、ハイブリッドワーク前提。ただし全社方針は「出社率5割目安」「対面コミュニケーション・チームワークの比重を上げる」で、週2以内出社の恒常運用は明言なし。口コミでは「テレワーク中心の部署はWLB良好」だが部署差が大きい(NRI働き方改革ページ working.nri.co.jp/OpenWork、2026-05-29) |
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 社名 | 株式会社野村総合研究所(英文: Nomura Research Institute, Ltd.) | 公式 会社概要 |
| 所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ | 公式 会社概要 |
| 設立(創業) | 1965年4月1日 | 公式 会社概要 |
| 資本金 | 25,655,413,800円(約256.5億円) | 公式 会社概要 |
| 従業員数 | 7,645人(NRI単体)/ NRIグループ 16,679人(2025年3月31日現在) | 公式 会社概要 |
| 上場区分 | 東証プライム市場(証券コード 4307)、法人番号 4010001054032 | 公式 会社概要 |
| 事業所 | 国内主要オフィス約7拠点(東京・横浜・大阪・名古屋ほか)、海外拠点あり | 公式 国内・海外拠点/勤務地ドットコム |
| 沿革(要点) | 1965年に野村證券の調査部門系を母体に設立された日本初の民間シンクタンク。後にシステム開発のNRIと合併し「コンサル+IT」の現在形に。2001年東証一部上場(現プライム) | Wikipedia/公式 |
| 業界における位置づけ | 国内最大手級のシンクタンク兼コンサル+SIer。証券系システムで寡占的(東証出来高の約5割、証券口座数ベース約5割、投信約8割)。営業利益率17〜20%は大手SIerで随一 | unistyle/IT業界働き方研究所/note企業研究 |
| 子会社・グループ会社・関係の深い会社 | NRIネットコム、NRIセキュアテクノロジーズ、NRIデジタル、NRIフィナンシャル・グラフィックス(NRI-FG)等。出自は野村證券だが現在は独立上場で資本上の親会社なし | 公式/各種報道 |
NRIは「コンサルティング」「金融ITソリューション」「産業ITソリューション」「IT基盤サービス」の4事業を柱とする、日本初の民間シンクタンクを起源とする企業。 リサーチ(シンクタンク)→経営コンサルティング→システム構築→運用保守までを一気通貫で提供する「コンサルティング × IT」の両輪が最大の特徴(公式 会社概要、2026-05-29)。
収益構造の中核は金融ITソリューションで、特に証券・資産運用業界向けの基幹システム(共同利用型サービス「I-STAR」「THE STAR」「BESTWAY」等)が圧倒的シェアを持ち、ストック型のIT運用収益で高い利益率を生む。 東証の売買出来高の約5割・国内証券口座数の約5割・投資信託で約8割のシステムを担うとされ、業界インフラ的なポジション(IT業界働き方研究所 successtose.com/note企業研究 note.com、2026-05-29)。 顧客は野村證券グループに限らず証券・銀行・保険・官公庁・産業界に広く分散しており、特定1社依存のリスクは限定的。
直近の注力領域は、コンサルとITを融合させた「コンソリューション(Consulting × Solution)」の加速と、生成AIによる生産性向上・新規事業創出。2030年に向けた長期ビジョン「NRI Group Vision 2030」で売上高1兆円を掲げる(東洋経済オンライン/日経xTECH、2026-05-29)。 グループのNRIセキュアは情報セキュリティ実態調査を毎年公表する等、セキュリティ事業も展開(NRIニュースリリース 20250227、2026-05-29)。
経歴・バックグラウンド: 代表取締役社長 柳澤 花芽(やなぎさわ かが)氏。2024年4月1日就任、NRI初の女性社長で社長交代は8年ぶり。1967年5月生まれ(就任時56歳)、神奈川県出身。 1991年東京大学文学部卒、同年NRI入社(新卒生え抜き)。1996年東京大学大学院社会学研究科修士課程修了。入社後はシステムエンジニア(SE)としてスタートし、1996年からコンサルタントに転じ主に企業顧客を担当。 公共プロジェクト部、経営コンサルティング部長、金融コンサルティング部長、ICTメディア・サービス産業コンサルティング部長などを歴任。2019年役員就任後は人事・人材開発を担当、その後総合企画センター担当として全社の事業戦略を統括し社長へ昇格(日本経済新聞/日刊工業ニュースイッチ/週刊BCN、2026-05-29)。創業者ではなく生え抜きの「内部昇格型プロパー社長」。
人柄・価値観・経営スタイル: 前任の此本臣吾会長は柳澤氏を「コミュニケーション力に優れ、様々な意見に耳を傾けつつ進むべき方向を見定めて迷わずに行動できるのが持ち味」と評価。 本人も就任時に「チームで力を合わせる」と表明し、傾聴・合議をベースにしつつ方向性は明確に決めるタイプとされる。 経営の力点は「人的資本」で、社員に挑戦の場を提供し→社員が成長し→会社が成長する相互関係の強化を掲げる。「ビジネス環境や顧客の求めるものは常に変化する。NRIもビジネスモデルを変え続けねばならない」と中長期志向を強調(日刊工業ニュースイッチ/週刊BCN/東洋経済、2026-05-29)。
評判・レピュテーション: 就任が比較的最近のため社長個人への口コミ蓄積は限定的。初の女性トップとして好意的に報じられ、不祥事・係争・SNS炎上等のネガティブ情報は確認できず(各種報道、2026-05-29)。OpenWork等での経営者個人への明確な批判は確認できず未確認。
経営チーム(社長以外の役員): 前社長の此本臣吾氏が代表権のない取締役会長に就き会長専任。経営は会長(此本)+社長(柳澤)の体制から、社長への権限移譲が進む過渡期。役員構成の詳細はNRI役員等構成ページに記載(公式 profile.html、本文未取得=未確認の項目あり)。
東証プライム上場で開示は厚く、IFRS連結。増収増益基調で収益性は極めて高い(IR資料/kabutan/irbank、2026-05-29)。
| 決算期 | 連結売上収益 | 営業利益 | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2023/3 | 6,921億円 | 1,118億円 | 16.2% |
| 2024/3 | 7,365億円 | 1,204億円 | 16.3% |
| 2025/3 | 7,648億円(前年比+3.8%) | 1,349億円(同+12.0%) | 17.6% |
| 2026/3(予) | 8,100億円 | 1,500億円 | 18.5% |
2025/3期は純利益も前年比16%増と上振れ、金融向けが好調(日本経済新聞、2026-05-29)。営業利益率17〜18%はSIer業界で突出(NTTデータの約7〜8%と比較)。 2030年売上高1兆円を長期目標に掲げ、資金繰り・財務健全性に懸念材料は確認できない。財務面は◯。
国内SI市場では売上規模トップはNTTデータだが、NRIは「コンサルとITを両立し、かつ高収益」という独自ポジション。NRIと同等のコンサル機能を併せ持つ売上上位SIerはアクセンチュアのみと評される。 証券・資産運用システムでの寡占的シェアが参入障壁となり、ストック収益が利益率を支える(unistyle/IT業界働き方研究所/ウィンスリー、2026-05-29)。 市場環境は、生成AI活用・DX需要の拡大という追い風と、AIによる従来型SI・コンサルのコモディティ化という逆風が併存。NRIはAIを生産性向上と新サービスに取り込む方針で、構造変化への感度は高い。将来性は相対的に良好と評価できる。
NRI本体の事案:
【重要・要区別】野村『證券』/野村HDの不祥事はNRI本体ではない: 2024年の国債先物の相場操縦(プライマリーディーラー資格一時停止・課徴金)、元社員による顧客宅放火・現金窃盗事件、90万件超の個人情報・未公表プレスリリース漏洩などは、いずれも野村證券・野村ホールディングスの事案であり、別法人のNRIの不祥事ではない(NOMURAニュースリリース/Bloomberg/現代ビジネス、2026-05-29)。混同に注意。
総じてNRI本体は、業界インフラを担う性質上セキュリティ・委託管理の論点はあるが、2025/10の事案を除けば重大な労務・コンプラ不祥事は確認できず、レピュテーションは概ね良好。労基署是正勧告等の情報は確認できず未確認。
給与: 平均年収は媒体により1,271万円〜1,322万円とされ、賞与は年間給与の約8ヶ月分との情報。30歳前後で年収1,000万円台に到達する社員が多く、報酬満足度は極めて高い。 中途のメインターゲット(20代後半〜30代前半・コンサル経験者)の想定年収は概ね700万〜1,300万円。職種別ではPM職1,344万円、コンサル職1,094万円等(OpenWork/転職ゴリラ intelli-gorilla.com/トレオン tleon.co.jp/ムービン movin.co.jp、2026-05-29。※平均年収の数値は媒体間で差があり幅で記載)。
労働時間・休暇: 裁量労働制(アソシエイト以上、1994年導入)。完全週休二日(土日)+年間休日120日、初年度有給17日(5年目以降最大23日)、リフレッシュ休暇・暑中休暇(各5営業日連続)あり。 平均残業は約44.9時間/月との情報で業界水準よりやや多め。部署差が大きく、多い部署は月70時間超、少ない部署は10時間以下との口コミ(OpenWork/NRI福利厚生・働き方改革ページ、2026-05-29)。
評価・昇給: 裁量労働=成果主義で「何時間働いたかでなく質の高いアウトプット」を重視。現場は能力評価で男女差を感じにくいとの声。福利厚生は確定拠出年金(会社拠出 月5.5万円)、従業員持株会(購入額の10%会社拠出)、職場つみたてNISA(5%奨励金)、住宅手当・独身寮等が手厚い(NRI福利厚生ページ、2026-05-29)。
定着率は非常に高い。自己都合による離職率は2025/3期で3.3%(日本平均10〜15%と比べ著しく低い)、約3%との情報もあり、定着率の高さがうかがえる(転職ゴリラ/各種媒体、2026-05-29)。 両立支援・働き方の外部認定が豊富: くるみん・プラチナくるみん(次世代育成)、えるぼし最高位「三つ星」(女性活躍)、健康経営優良法人「ホワイト500」、ワークライフバランス大賞優秀賞等(NRI働き方改革ページ、2026-05-29)。 キャリア採用を5年で倍増させるなど中途比率を高めており、外部人材も活躍しやすい土壌を整備中(doda人事ジャーナル dodadsj.com、2026-05-29)。カルチャーは「優秀・真面目・高給だが部署によっては多忙」という像。
OpenWork等はログイン制限のためスコア本文は未取得だが、検索結果スニペットから次の傾向が確認できる(OpenWork/エン カイシャの評判 en-hyouban.com、2026-05-29)。
想定ポジションはITコンサル(ITコンサルタント/システムコンサルタント)。NRIはキャリア採用を通年実施し、近年は中途採用を積極拡大(5年で倍増)しているため、本ポジションは基本的に事業拡大に伴う増員色が強いと推定される(doda人事ジャーナル/NRI採用ページ nri.com/jp/career.html、2026-05-29)。 求人媒体(OpenWork求人一覧・doda・JPOSTING)ではITコンサル/システムコンサル系が複数・継続的に掲載されており、応募資格は大学卒以上、試用期間6ヶ月、裁量労働制、完全週休二日制(OpenWork求人/doda、2026-05-29)。 継続掲載は離職補充の慢性募集というより、事業拡大と通年採用方針の表れと見られるが、配属部署ごとの募集背景(増員か欠員か)は求人票だけでは判別できず、面談で要確認。